この物語はまだ終わっていません。イエス様の見習いの一人であるヨハネという男が小さな島に投獄されました。彼は刑務所の独房に座って、神様に祈りました。神様が神の民を最終的に救うのか、そしてそれはいつだろうかと思いめぐらしていました。
神様は夢を通してヨハネに啓示を与えました。豊かな描写を与える一連の話の中で、神様の統治の中、教会を通して地上における神様の使命が果たされているという現実をヨハネに気づかせました。神の民が苦しみの中にあっても、敵が勝っているように見えていても、すべてが失われたわけではありませんでした。神様は、ご自身の目的達成へ向かって着実に進んでいること、最後は完全で、最終的勝利に至ることをヨハネに明らかにしました。
いつの日にか、イエス様は、犠牲となって殺された子羊としてだけでなく、勝利した獅子として再び戻って来られます。ヨハネはこの出来事を豊かな描写で描いています。イエス様は、戦いから戻った力強い将軍のように偉大な白い軍馬に乗り戻って来られます。その口からは正義の剣が出ており、その腿には「王の王、主の主」と書かれています。多くの宝石の冠をかぶり、輝く白い衣を着ています。その裾は血に染まっています。
イエス様は最後の戦いの為に戻って来られ、ついにサタンと闇の力を完全に打ち破り、彼らを火の池に送り込み、永遠にそこにとどまらせます。
それからイエス様はすべての人を裁きます。死を選択することを決め、神様の支配に反逆し、決して悔い改めることをしなかった人々は切り捨てられ、これから来る神様の新しい創造を永遠に逃してしまいます。イエス様の血によって贖われ、贖われたコミュニティの一員であった人々は、これから来る神の国で永遠に神様と共に過ごすようになります。
ヨハネはそれを見ました!彼は被造物が回復されるのを見たのです!すべての悪しきものが取り消されるのを見ました:
- すべての呪いの結果が取り消されました。
- 歪められていた神様の創造の意図が、正されました。
- すべての涙が、拭い去られました。
- もはや死はありません。
- 嘆きも涙も痛みもありません。
- すべての偽りの偶像、偽りの神々、偽りの救い主は、降伏して真の救い主を永遠に礼拝します。
- 彼は永遠を垣間見ました。雲も琴も漠然とした異世界もありません。
- そこには王がいました。
- 新しくされた被造物がありました。
- あらゆる部族、国語、民族、国民がひざをかがめ、「イエス・キリストは主である」と礼拝し、生活を送っていました。
ヨハネはそれを見ただけでなく、聞きました。 彼は王座から力強い声が宣言するのを聞いたのです。「見よ、神の幕屋が人とともにある。 神は彼らとともに住み、彼らはその民となる。 神ご自身が彼らとともにおられる。 見よ、わたしはすべてを新しくする!」
これらすべてを見聞きしながら、ヨハネは神様が未だその使命にあるということを再び確信しました。 イエス様がご自身の世界でその目的を達成するために、ご自身の教会を用いていることをヨハネは知っていました。 それを妨げるものは何一つありません。 ヨハネは、教会の家族が今の自分と同じ希望、安心、差し迫った思いを持つように、自分が見聞きしたことを書き留めました。 彼は次の言葉を最後の言葉として書き終えました。 『アーメン、主イエスよ、来てください!」
考えてみてください。
- この物語のエンディングを知って、ワクワクするところはどこでしたか?
- この物語から神様とはどのようなお方であると学びましたか?人間について、
また世界についてはどうでしょうか? - 神様の使命に人生を捧げる価値はあると思いましたか?